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美大ラウンジ(裏)

美大、デザインラウンジの「裏」の話を、手羽イチロウとその仲間がお伝えするブログです。

2015年02月15日

手羽ちゃんの美大受験アドバイスその16-国公立編

普段から確かに「チョコが好きじゃない」とは言ってるけど、別にいらないとは言ってない手羽です(涙)

美大受験アドバイスをやっております。
これまでの話はこちら。

手羽ちゃんの美大受験アドバイスその1-導入編
手羽ちゃんの美大受験アドバイスその2-交通編
手羽ちゃんの美大受験アドバイスその3-会場編

手羽ちゃんの美大受験アドバイスその4-実技試験編
手羽ちゃんの美大受験アドバイスその5-学科試験編

手羽ちゃんの美大受験アドバイスその6-緊急編
手羽ちゃんの美大受験アドバイスその7-時間つぶし編
手羽ちゃんの美大受験アドバイスその8-道具編
手羽ちゃんの美大受験アドバイスその9-都市伝説編
手羽ちゃんの美大受験アドバイスその10-受験票編
手羽ちゃんの美大受験アドバイスその11-妄想編

手羽ちゃんの美大受験アドバイスその12-モデル編
手羽ちゃんの美大受験アドバイスその13-モデル編2
手羽ちゃんの美大受験アドバイスその14-入試のアト編

 

昨日の続き。
手羽ちゃんの美大受験アドバイスその15-倍率編
アドバイスとは違うのですが、あんまり手羽がやらない国公立芸大の話です。

 

ムサビやタマビの志願者数より、気になってる大学が二つありまして。

 

一つは東京藝術大学さん。

以前も書きましたが、私立美大の場合、受験生が減った理由を

「競合校(学科)の試験日程とかぶった」
「今は地元志向が」
「入試制度に目新しさがなくなった」
「ブランド力が低い」
「今は景気が」
「少子化で」
「立地が悪い」
「学科の名前が悪い」
「学費が」
「就職率が」
「推薦・AOであらかた合格にしたから」
「今年はセンター試験が」
「あっちには有名教員が」
「法人の戦略が下手」
「オープンキャンパスや模擬授業を頑張ったからまだこの数字」

と教員も職員も「自分以外の理由」で「言い訳」をつけることができます。
「入試改革・学科再編をすると『ご祝儀』で受験生が一時的に増える」
「減り幅が大きいと反動で翌年は増える」
なんてのもあり、入試改革を頻繁にやってると単年度比較しても見えにくい部分が多い。
私立美大の場合、学科・コースが細分化されてて、それが何の分野に括れるのか人によって解釈が変わったりする。

また、「第1or第2志望」なのか「第3or第4志望」なのかで全然数字の意味が変わってきます。
世間は
トップ争いは明治大と近畿大か 女性人気“高”が躍進 私大志願者 - ZAKZAK
と盛り上がってますが、「でも早稲田と明治両方合格してどっちを選ぶ人が多いか(どっちを薦める親が多いか?)」みたいなもんで。

そして、「志願者数」は学内併願やAO・推薦入試等様々な入試制度が絡んでるので、昨日書いた通り、大学関係者からすると「参考にはするけど信用できない数字」だったりするわけで。
実際に関西の大学は一般入試よりAO・推薦入試を重視してますから。
あくまでもWEB等に出てるのは「操作可能な見た目の総延べ受験者数」であり、「実際は何人が申し込んだか」な「実人数(コア人数)」ではありません。

 

でも、東京藝大の場合は、

「日本で唯一の国立芸術系大学」
「学費が私立美大に比べて安い」
「ほとんどオープンキャンパスや相談会をやっていない」
「昔も今も著名作家を輩出してる」
「一応都心」
「日本全国でのブランド力が高い」
「『芸大』といえば通常は『東京藝術大学』のこと」

なポジションにあり、なおかつ学内併願もない。
恐らく第1志望の大学で、 大きな入試改革・学科再編もやってないし、推薦・AO入試もやってない。

なので東京藝術大学美術学部志願者数は「藝大の」というより、公に発表され、なおかつ簡単にわかる
東京志向のある素の美術希望者指数
日本全国の『やるならテッペンを目指す!』な本気度の高い美術希望者数(とそれを応援する親の数)
なんですね。
また、学科の分類も
「絵画」「彫刻」「デザイン」「クラフト」「建築」「先端芸術」「芸術」
と比較しやすい分類になってるので、他美術系大学の参考にしやすい。

というわけで、2月13日に確定版が発表されました。
東京藝術大学平成27年度 学部一般入試 ・ 別科志願者状況(平成27年2月13日確定)

去年との比較を付けた手羽オリジナルデータがこちら

去年は「美術学部の志願者数が3000人を切った!」とびっくりしたけど、今年は2736人。
2800人いないんです。
美大及び美術教育関係者なら「藝大が・・」ではなく、この数字の意味することがわかるんじゃないかと。
競合校との戦いも決して悪いことじゃないけど、その前に協力してやることがあるんじゃないか、と。

また、注目すべきはデザイン科の大幅な減少と建築科の増加です。
(先端や芸術も増えてるけど)
ムサビも含め他私立美大でもほぼ同じ傾向にあったので、藝大さんの結果を待ってたけどやっぱりそうでした。
建築系が増えてるのは「五輪・震災効果」と言われたりしてますが、どうなんでしょうね。

 

気になってたもう一つの大学は、ずばり長岡造形大さん。
公立化発表で平成26年度入試では志願者数が激増し話題になりました。
んで平成27年度入試は 公立化後の初の入試なわけで、去年の数字は「ご祝儀」だったのか「ホンモノ」だったのか、やっぱり気になるわけで。
こちらも確定版が発表されました。
平成27年度 長岡造形大学一般入学試験出願状況(最終)
長岡造形さんの場合は募集定員100人のAO・推薦入試をやってるので、あくまでも参考ですね。

 

以上、ついでなので国公立芸術系大学の志願状況のリンクもいくつか張っておく手羽がお送りいたしました。
秋田公立美術大学(2月13日現在)
筑波大学芸術専門学群(2月9日現在)
金沢美術工芸大学(2月5日現在)
富山大学芸術文化学部(確定)
静岡文化芸術大学(確定)

愛知県立芸術大学(最終)
京都市立芸術大学(2月6日現在)
沖縄県立芸術大学(2月5日現在)
誰か分析してください。。

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