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美大ラウンジ(裏)

美大、デザインラウンジの「裏」の話を、手羽イチロウとその仲間がお伝えするブログです。

2015年01月31日

手羽ちゃんの美大受験アドバイスその1-導入編

明日から東京造形さんと女子美さんの入試が始まる手羽です。

というわけで、入試シリーズに突入します。
まず今日は導入編ってことで、意外と普通の人は知らない「東京の美大はどんな感じで入試をやってるか」を。

 

2015年度の東京5美大一般入試日程はこんな感じです。


*クリックすると大きくなります。
注意!
1)30分ぐらいで作ったので間違えてる可能性大です。だいたいこういう時ってムサビのを間違えてたりするんだけど(笑)
受験生は下記の各大学募集要項を必ずチェックしてください。
女子美術大学
東京造形大学
武蔵野美術大学
多摩美術大学

日本大学芸術学部<第1期>
あくまでも「イメージ図」と思ってもらえれば。
2)学科・コース名が書いてあるのが専門科目試験日です。
3)ムサビとタマビの「学科試験A・B」は両方を受けてもいいし、どちらかだけでもいい仕組み。
4)2月中旬までのものです。女子美さんや日芸さんはB日程、第2期などがあります。
5)選択制の専門科目もカウントしてるので、実際にはその日に受験しない人もいます。

 

こうやって一覧を見ると、学科試験はもちろんのこと、近い領域の専門科目試験日が比較的かぶってないのがわかりますよね。
そういうことなのです。

 

美大特有の試験はやはり実技試験
あ、よく聞かれるんですが、美大といえども大学なので(笑)、一般入試での学科試験は必須です。はい。
なので美大入試は「学科試験+専門科目」という組み合わせになり、その専門科目試験が実技試験(デッサンや平面構成)だったり数学・小論文だったりすると。
基本的に専門科目試験は学科・専攻ごとに行われ、内容も違います。
(造形大さんは共通実技だったり、ムサビは数学が共通問題だったりしますが)
ムサビ・タマビは国語100点外国語100点+専門科目300点の総点500点がほとんど。

ムサビを例にとると、デザイン系の実技試験は3時間、ファインアート系だと6時間で行われることが多いです。
タマビは5時間or6時間だし、美大の実技試験って1日がかりなんですね。
(もちろん途中お昼が入りますが)
しかも1科目だけでなく、だいたいは「鉛筆デッサン」+「デザイン」等2科目受験必須ケースが多く、学科試験も合わせると、希望学科によっては3日間受験することになります。

さらにこれが1大学だけならまだいいのですが、例えば東京4美大のグラフィック系を全部受験するとしますよね。
(4大学全部って人は少ないとは思いますが)
すると、

2月1日東京造形:学科試験+実技
2月2日女子美:学科試験+実技
2月3日ムサビ:デ情
2月4日ムサビ:視デ
2月5日タマビ:学科試験A
2月6日ムサビ:学科試験A+基礎デ
2月7日タマビ:グラフィック
2月8日タマビ:グラフィック
2月9日タマビ:統合デザ
2月10日タマビ:統合デザ
2月11日タマビ:情デ
2月12日タマビ:学科試験B+情デ

と2週間近く連続して受験することになります。

手羽は東京造形・彫刻とムサビの油絵と彫刻を受験しまして。
あ、油絵と彫刻を併願する人もかなりのレアケースです(笑)
当時は1次試験→発表後、2次試験だったから、合わせると3週間近く受験のために上京しました。
東京造形受験時は八王子のホテルに泊まり、ムサビ受験の時は先輩の家へお世話に。
普通はここにタマビ、藝大と続いたので、昔は長い人だと4週間ぐらいホテル暮らしをする人も。

 

はい。ここで手羽ちゃんの美大受験アドバイスその1。

なにはともあれ美大受験は体力と体調。

こういう言い方もあれですが、直前まで徹夜して英単語を10個覚えるくらいなら、体力維持と体調管理のためにしっかり寝た方がいいです。
緊張した状態を10日間続けるのは相当しんどいので。
特に上京受験組はもしオフ日があるなら、ずっとホテルにいるより気分転換に映画とか美術館でも行った方がいいですよ。
もちろんマスクをしてね。
その時間、東京組は美術予備校で絵を描いてるかもしれないけど、上京組は体力の方を優先した方がいいし。
地方組心理からすると、人がいっぱいの六本木とか渋谷を歩くのは逆に疲れてしまうこともあるので、そこは自分の体力と精神状態と相談で。
皆さんが思ってるより東京の人は優しいです。
付き添いできてるお母さんも一人の時間を作ってあげましょ。

 

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