< BACK TO D-LOUNGE

美大ラウンジ(裏)

美大、デザインラウンジの「裏」の話を、手羽イチロウとその仲間がお伝えするブログです。

2014年11月27日

「いろは展」作品紹介その2

「いろは」であいうえお作文!

い! イチロウが
ろ! ロングブレスで
は! 吐き気した

ロングブレスダイエットにチャレンジしたら、なんかやり方が違うのか吐きそうになった、というほのぼのとした日常をうたってみました。手羽です。
「スゥー・・、ブフォォォーーーー!、スゥゥー・・、ブフォォォォー、オエエエエ」とやってたら あかりちゃんから「パパ、うるさい」と怒られました。

 

そ、そんなことはいいのだ!いろは展です!!

東京ミッドタウン・デザインハブ第49回企画展「いろは展」
デザイ~1

■会期: 2014年11月21日(金)- 12月25日(木)会期中無休
■時間:11:00-19:00
■入場無料
■会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
・企画・運営:武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ | 武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科
・総合ディレクション:津村 耕佑
・会場構成:五十嵐 久枝
・アートディレクション:鈴木 康広

≪出展者≫
・小竹 信節(舞台美術家・アートディレクター) × シェイクスピア
・堀尾 幸男(舞台美術家・小道具制作) × 空間演出デザイン学科堀尾ゼミナール学生
・太田 雅公(舞台衣装家) × 空間演出デザイン学科太田ゼミナール学生
・五十嵐 久枝(インテリアデザイナー)
・片山 正通(インテリアデザイナー) × 相澤 陽介(ファッションデザイナー)
・小泉 誠 (家具デザイナー) × 大工さん
・鈴木 康広(アーティスト)
・天野 勝(ファッションデザイナー) × 小西 悟士
・パトリック・ライアン(ファッションデザイナー) × 鈴木 親(写真家)
・津村 耕佑(ファッションデザイナー) × 武蔵野美術大学学生有志

<トークイベント>*すべて事前申込制
第一回『記憶のめくり方』
・日時:11月30日(日)18:00〜19:30
・対談:立花 文穂(アーティスト・グラフィックデザイナー) × 鈴木 康広(空間演出デザイン学科専任講師)

第二回『ファッションとグラフィックデザインについて』
・日時:12月6日(土)17:00〜18:30
・対談:長嶋 りかこ(アートディレクター) × 津村 耕佑(空間演出デザイン学科教授)

第三回『ショップができるまでの「いろは」』
〜片山ゼミワークショップを振り返って〜
・日時:12月13日(土)15:00〜16:30
・対談:相澤 陽介(White Mountaineeringデザイナー) × 片山 正通(空間演出デザイン学科教授)

第四回『ねずみの金玉 〜舞台美術・衣装〜』
・日時:12月20日(土)17:00〜18:30
・対談:堀尾 幸男(空間演出デザイン学科教授) × 太田 雅公(空間演出デザイン学科教授)

 

デザインハブ展示スペース入口にある主任教授・小竹先生の挨拶文を最初に紹介。

「いろは展」に向けて。

1985年、それまでの「芸能デザイン学科」から改称された「空間演出デザイン学科」は、激動の時代を経ながら幾つかの偶然が重なり合い、奇跡のように出来上がった学科で、伝統ある「武蔵野美術大学」の中で最も異彩を放ち続けてきた大きな存在であり、豊かな創造性と共に現代という時代を読み解く高い能力の備わった多くの学生たちをこれまで育ててきました。

衣装デザインを含めた舞台美術全般を扱う「セノグラフィ」、衣服という概念を自在に操る「ファッション・デザイン」、共に日本を代表し現代を象徴する重要なクリエイターたちを有する「インテリア・デザイン」と「環境計画」、という4つの領域が交差し重なり合い、デザイン領域の 全般と、そこに”ファンタジー”が寄り添いながら、もっとも美大らしく、大きな視野で相互に影響し合う希有な教育環境にあって、そのことを私は誇りに思っています。

そんな冒険と英知に満ち溢れた「空間演出デザイン学科」を支える人たちにとって、もっともふさわしくないテーマであるかもしれない今回の「いろは展」が、ありきたりの一筋縄な姿で登場するはずがありません。
当然、私は世の中の「いろは」なんて、大嫌いです。

武蔵野美術大学 造形学部 空間演出デザイン学科主任教授 小竹信節

熱い想いがこめられたこの挨拶文。
特に最後の「当然、私は世の中の「いろは」なんて、大嫌いです。」の部分が小竹先生らしくて大好きです。
 
そして、「ファンタジーが寄り添いながら」という言葉を聞いて「なるほど!」と感じる学科って他にないです。
空デはファンタジーをデザインする学科で、この展覧会は「ファンタジーのいろは」なのかもしれません。

では、作品紹介パート2の始まり!

 

まずはファッションデザイナーのパトリック・ライアン先生。



YAB-YUMの20年 永遠的パラドックスの完全円」という作品。

実利主義な日本の衣食住に影響を受け続け見つけた美の感覚は、 自分の内にあった美だった。
ファッションというホラーを恐怖で見つつも、衣服への本能は消えず。
実の所このパラドックスが想像の元なのだ。
ファッショナブルな人達を見て重ねてしまうのは、
ヒンデン ブルクの悲劇に消えた華麗に着飾った人々だ。
決め込んで、儚く消える—それがファッションなのか?

 


これはレセプション前に撮影した写真でして、レセプション中にパトリック先生がいじってたから、今は結構レイアウトが変わってます。
置かれてるものも微妙に変わってるのでこの写真と比べてみてください(笑)


こんなものも。

会場では教授陣が語るビデオが上映されてまして、ぜひパトリック先生のイメージビデオをチェックしてください。
ちなみに上の写真は堀尾先生達が「このプロジェクタ、この位置から投影できんの?!」と驚いてる様子を盗撮しました。
(こんな写真ばっか・・)

 

続いて、インテリアデザイナーの片山 正通先生。

片山正通/WONDERWALL × 相澤陽介/White Mountaineering

現在片山ゼミでは、各界のプロデューサやデザイナーを
ゲスト講師として招き”リアルシミュレーション”と題し、
<01/物販施設,02/飲食施設,03/複合施設,04/宿泊施設,05/物販施設>
以上5つのプログラムを1年間を通して行う。

今回(01/物販施設)では、
ファッションデザイナー相澤陽介氏(White Mountaineering)をお招きし
「物販施設-ファッションブティック」を 南青山にデザインする想定で行われた。
ゼミ生と同じプログラムを 片山自ら取り組み、ショップデザインができるまでの「いろは」を、 段階を追って開示してゆくドキュメントである。

「疑似クライアントから依頼されたコンセプトストアをデザインする」という学生さんに出した課題を片山先生も取り組み、アイディア段階のイメージのコラージュから最終リアル模型まで全てを展示してます。
細かく写真で紹介するより、これは見た方が早いっす。

 

 

家具デザイナーの小泉誠先生は

大工の手という作品です。「作品」というより「プロジェクト」かな。

昔は家の主人と大工が膝を突き合わせて「家」ができました。
今は誰がつくったのか分からないのが現状です。
これでは住人も家に対する思いも宿らず、大工も誇りを失います。
「大工の手」は家を建 てた大工が、普段は作らない家具も誠実につくることで、 家具と家が繋がり「大工さんがつくったから大事に!」という気持ちが 生まれます。
同時に、大工の仕事に誇りが蘇り 大工を魅力的な仕事と思えることを目指しています。

協力:わざわ座+相羽建設株式会社


わざわ座さんの小泉先生へのインタビュー記事を少し引用すると、

三浦:デザイナーが描いた図面にもとづいて、家を建てた大工が端材や古材で家具をつくり、その家の住み手に提供する。従来と異なるルートで家具を提供する「大工の手」のプロジェクトを、どうして小泉さんが立ち上げよう思ったのか。
(略)

小泉:様々な「きっかけ」になればという想いからでしょうか。家を建てた大工が家族のためつくった家具に住み手が毎日触れていれば、家具はもちろん家自体を愛おしく感じてくれる。そんな「きっかけ」になれば嬉しいですし、大工の仕事や価値を住み手が知る「きっかけ」に、また価値観を共有できる工務店と住み手が出会う「きっかけ」になれば理想です。

とのこと。


家具には座れますんで、みなさん、「きっかけ」を感じながらほっこりしてください。

 

今日はテキストが多かったのでこのへんで。
もう少し続く!!

 

以上、キャプションのテキストはテキストデータをもらったわけじゃなく、キャプション見ながら打ち込んだ、超アナログ手法による手羽の完全書き起こしなので(涙)、間違ってたら連絡くださいませな手羽がお送りいたしました。

Category :

Comments ( )