< BACK TO D-LOUNGE

美大ラウンジ(裏)

美大、デザインラウンジの「裏」の話を、手羽イチロウとその仲間がお伝えするブログです。

2014年02月15日

2014年度東京藝術大学の志願者数から見る

羽生選手、金メダルおめでとうございます!!
奥さんが羽生選手のSP曲を聴いて「カトちゃんのいやらしい曲に似てる」と言っ切ってました。
それは「タブー」だし(わからない人はお父さんに聞こう)
でも、手羽もそう思ったことは秘密の方向で。
世間の評価レベルってそんなもんなわけで。

ども。大雪で中央線をはじめほとんどの交通機関が運休してる現在、どうやったらムサビにいけるか悩んでる手羽です。今日が入試業務最終日なのに。
立体起動装置があればなああ。
ムサビが手羽家の横に飛んできてくれないかしら(学生的発想)

 

昨日でタマビさんの入試も終了しました。
まだ後期日程や2次募集等細かいものも残ってますが、これで関東私立美大のメインどころの入試は終わったことになります。
既に女子美さんや東京造形さんは合格発表されてて、今後はムサビの合格発表が2月20日(木)、タマビが2月22日(土)という流れです。
受験生の皆さん、そして保護者の皆さん、とりあえずお疲れさまでした!

 

「あとは藝大のみ!」という方も多いはず。
2月12日に東京藝術大学が志願者数が発表しています。
平成26年度学部一般入試・別科志願者状況

久しぶりに藝大志願者数を見た人はきっとびっくりするはず。
「え。藝大の全体倍率が12.3倍?!?! う、嘘でしょ?!」と。
はい。そうなんですよ。
そして次はこう感じるでしょう。
「これなら入学できるやん・・」と。
はい。私もそう思いました(笑)
私たちが受験した頃の芸大倍率が60倍ぐらい。
彫刻だけ見てみると、今の藝大の倍率がちょうど手羽が受験した時のムサビ彫刻の倍率に近い。(9倍だった)
今受験すれば・・・とやっぱり思っちゃいます(笑)
先端芸術なら・・・(ぼそっ)

ま、そういう話は置いといて。
大事なのはここから。
昨年度比較だと藝大美術学部が約7%減なんだけど、それより「藝大美術学部の受験生がとうとう3000人を切った」という事実が美大業界では大きな意味を持っています。

私立美大が発表してる「志願者数」は、併願や様々な入試制度、新学科設置によるご祝儀数(の繰り返し)などの「見た目受験者数」「見た目倍率」なので、実はあまり参考になりません。
・・・といって、この基本的な数字を出さない大学はどうかと思うけど。
代々木ゼミナール::2014年 私立大学出願状況
↑ここを見てくださいよ。美大は東京4美大しか出してない・・。
うちだってほんと恥ずかしくて出したくないのに(涙)

また他大学の入試日程の関係なども絡むと、年によって増えた減ったというのがちょこちょこ出ます。
裏を返すと、私立美大は受験生が減った理由を「他大学の日程とかぶった」「地元志向が」「入試制度に目新しさがなくなった」「ブランド力が低い」「今は景気が」「今年はセンター試験が」「あっちには有名教員が」「オープンキャンパスを頑張ったからまだこの数字」といろいろ「言い訳」をつけています。

なので、「学費が安く」「ほとんどオープンキャンパスや相談会をやっていない」「『●●』と『藝大』の選択肢だと『芸大』を選択する可能性が高く」「日本全国でのブランド力が高い」東京藝術大学の美術学部志願者数は「藝大の」というより、「現在の素の美大進学希望層」を知るにもってこいの数字なのです。

それが3000人いない。
この現状をどうとらえるか。

国公立・私立・関東・関西を分けて話すレベルじゃもうないですね。

 

Category :

Comments ( )