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美大ラウンジ(裏)

美大、デザインラウンジの「裏」の話を、手羽イチロウとその仲間がお伝えするブログです。

2013年10月24日

【美大と人】no.001 美大職員 / 手羽イチロウさん

 

六本木未来会議の「六本木と人に登場するのが夢の手羽です。
「六本木と人」とは、六本木に勤める人が六本木のことを語り、六本木の知り合いを紹介していくブログ。

どうしても手羽はこれに出たい。
ミッドタウンの誰かからデザイン振興会さんにつながり、そこからラウンジスタッフ、そして手羽・・・というルートも考えられなくもないけど、手羽は六本木の人じゃない(涙)
気温が六本木とは2度は違う小平の人(涙)
出たいけど出れない。
出れないのに出たい。

「じゃ、自分で作ればいいやん」と美大的発想で始めるこのシリーズ。

美大未来会議「美大と人」を超勝手にスタートじゃ!!

 


美大で働く・学ぶ人に、美大についてのインタビューをして、リレーで繋げる当企画。
第1回は美大職員といえばこの人、手羽(てば)イチロウさんの登場です。

 

Q 01
美大といえば_________。(一言で表すと?)

A
漢字一文字で「 」。
もちろん「変態」のでもあるけど(笑)、「世の中の仕組みや日常をえる」可能性があるのが美大の学びだと思ってます。
また、「絵だけ描いてればいい、楽な大学が美大」と思われがちですが、デザイン系学科だと課題が常に出るので2徹なんかは当たり前。
ファインアート系はアトリエや工房じゃないと作品が作れないので、4年生でも毎日学校に通います。
「授業が大な大学」でもあると。

 

Q 02
あなたがオススメする、美大は?

A
武蔵野美術大学です!(キリッ)
・・・・あ、そういう答えは望んでないですね(笑)

ムサビを外して・・ってことだと、やっぱり多摩美術大学
もともと一緒だったムサビとタマビ。
ライバル関係であり、リスペクトすべき相手ですしね。
こういう「お互いが認めるライバル関係」の美大って他には例がありません。
タマビが元気じゃないとムサビも元気が出ないし、ムサビが頑張ってないとタマビも頑張れないわけで。
タマビさんは新学科を作りますが、このタイミングでアニメーション学科を作らないところはやっぱり良識的だなと感じました。

 

Q 03
美大のお気に入りの景色ベスト3は?

A
順番は抜きにして、3つってことだとムサビの中央広場

美術館前で学生さんがゴロゴロしてるところが大好き。

東京造形さんの

この空間も昔から好きですね。
磯崎新氏の設計は秘密基地的な作り。

東北芸工さんの

この正面のだだっぴろい空間も好きです。
とても都内の大学でこの使い方はできない(笑)

 

Q 04
美大ならでは特徴は?

A
床に座ってご飯を食べる学生さんかな?
その姿をご覧になった外部の方が「ムサビは学食の椅子をもっと増やせ!」とお怒りになることが時々あるんですけど、たぶん椅子を増やしても床に座って食べるんじゃないかと。
つなぎを1日中着てる女子学生が日常の大学なので。

 

Q 05
美大の面白いイベントは?

A
やっぱり学園祭、芸術祭。
だまされたと思って一度ムサビの芸術祭に来てほしくて。
たかだか4000人の小さな大学ですが、3日間で毎年約3万人以上の来場者があります。
「来場者3万人」という数字は早稲田さんなんかに比べると全然少ないですが、「学生1人当たりに対する来場者数」で見ると、実は結構自慢できる数字でして。
知る人ぞ知る有名な学園祭なのです。
学生企画のコンテンツがそろってるので、アイドルや漫才師は必要ないんです。
普通の学園祭しか経験のない人は多分「ああ。こういう夢に描いてたような、マンガに出てくるような学園祭をやってる大学があるんだな」と絶対に感じていただけるはず。
展示や模擬店、パフォーマンスはもちろんのこと、学生プロレスに男神輿・女神輿、サンバ、なんでもアリ。
■武蔵野美術大学芸術祭
会期:2013年10月26日(土)-28日(月)
詳しくは http://geisai.jp/ を。

ちなみに大きな声では言えませんが(言ってますが)、手羽プロデュースによる手羽先の店「手羽イチロウ」を出店してますので、皆さん買ってください!
ただ、26日(土)については台風次第で中止になるかもしれないので、いらっしゃる前に上記芸術祭サイトで情報のご確認をお願いします。

それから「グッドなデザイン・ラウンジ」というギリギリなタイトルのイベントを、あの展覧会と全く同じタイミングでやります。こちらも絶対にぜひ!

 

Q 06
身の回りのお気に入りのデザインは?

A
お気に入りとは違いますが、セ●ンカフェに説明テプラがベタベタ貼られてる姿をいつも興味深く見ています。
デザイナーの「オレのデザイン、かっこいいっしょ?オサレでしょ?(ドヤッ)」と一般の方の「日本語で大きく説明書けよ」との距離感が見事に表現されてて。
このことを以前ムサビ日記OBの珍念くん(工デ卒/現在某大手企業インハウスデザイナー)がデザイナー視点で言及してるので読んでみてください。
美大日記:久しぶりに日記を書いてもらおう57 -珍念くん編-

 

Q 07
美大をもっと良い大学にするには?

A
3つあって。
一つ目は大学に限らずですが、「ぶれずに変化すること」。
細かいところで修正・変化はすべきだけど、「ポリシーがぶれない」という意味。

二つ目は、「絵を描くことや鑑賞だけが美術教育じゃない」と説明する一方、「モノづくりの必要性」も叫ぶこと。
「モノなんか作ってないでコトをおこせーぜ!モノなんて誰かか機械に作らせばいいんだからさ!」
なんてことは一般大学の人に言わせておけばいいことで、美大関係者は「造形の力を使って伝える」ことを信じるべきだと思ってます。

最後は「美大がつながること」。
美大同士がライバル関係であると同時に裏ではつながっていかないと、美大業界がかなり厳しい状況になるのは誰もがわかってることで。
これ、一大学だけで解決する問題ではなく。
美術教育・美術大学の必要性を美大がつながって、もっと浸透させたいです。

 

 

no.001
手羽イチロウさん
美大職員
美大歴20年

 

次の人につながるんだろうか・・・。
一応「次は他大学の人に」という基本ルールだけ作っておきます。
美大関係者で出たい人います?

 

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