【workshop】第1回てがきかく会 with ラナエクストラクティブ(イベント終了)
デザイン・ラウンジとラナエクストラクティブが主催するワークショップシリーズ!
浮かんだアイデアを、すぐにカタチにしてみよう!
身につくスキル:
・思考を整理する能力
・見やすい資料をまとめる能力
・急ぎの資料に対応できる能力
頭の中では何となく思いついているけれども、どのように資料化して良いのかわからない。
最近、そういった「想いをカタチに出来ない」人々が増加中との噂を聞きます。
それはもしかしたら、内容ではなく体裁に自信が無いだけなのかもしれません。
昨今、見た目だけではなく中身の本質的な良さで評価される時代と言われています。
では、どのようなまとめ方をすれば“中身”が伝わる資料になるのでしょうか。
このワークショップでは、人の行動パターンを応用したブランディングの企画・デザインを得意とする
ラナエクストラクティブの経験をふまえ、脳に浮かんだアイデアを具現化する方法を学んでいきます。
日時:
第1回 2014年6月12日(木)19:00-21:00
講師:
太田伸志(株式会社ラナエクストラクティブ 取締役/クリエイティブディレクター)
受講料:
無料
受講対象者:
現役大学生23名(美大生以外も歓迎!)
※参加チケット3名分を追加しました!
主催:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ/株式会社ラナエクストラクティブ
<会社情報>
株式会社ラナエクストラクティブ
http://www.ranaextractive.com
主な事業目的:インタラクティブ広告を中心に据えたクリエイティブエージェンシー業務
およびそれに付随するWeb、印刷物、映像、音楽の制作、プロデュース業務
主な受賞歴:文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品、
東京インタラクティブ・アド・アワード、グッドデザイン賞など。
<講師プロフィール>
太田伸志
株式会社ラナエクストラクティブ
取締役/クリエイティブディレクター
1977年宮城県生まれ。
インタラクティブプランニングをより重視すべく、株式会社ラナエクストラクティブを設立。
g.u.、SONY、LOUISVUITTON などの企業ブランディングを目的としたコンテンツ企画から、
東京国立博物館、国立西洋美術館、豊田市美術館などの展覧会PRまで、
インタラクティブを中心に据えたプロモーション開発において幅広い実績を持つ。
【Archive】
このワークショップでのポイントは、以下の2つである。
・企画資料作成における「手描き」の手法論と、その効果の解説。
・具体的にアウトプットするために、どう考えればよいのか。
まず、自分自身をどれくらい理解できているのか、自己紹介を通して実験する。
自分を表すアイデンティティを6つ挙げ、これをもとにグループ毎、自己紹介をする。
最初に、自分で自分自身を見つめ直してみる。
「自分→自分」
そこから、身近なコミュニティに視野を広げて考えてみる。
「自分→自分→身内(同僚、友達、etc…)」
さらに視野を広げるために、この関係性が世間からどう見えるのか、他社と共有し意見交換をする。
これら一連の有り様は、Facebook、TwitterなどのSNSサービスを疑似体験していることと同義である。
このように、企画書とは関係マップの可視化から始まる。
そこで、その関係マップを作成する上で、直感、純粋さ、感情などの点から、手描きが向いていると判断できる。
関係マップを作成する際、自分ルールを使うと、より感情移入しやすくなり、説明にも説得力が生まれ、整理できるようになる。
企画書とは、アイデアを必要と思ってもらう説得材料なのである。
説得のために要する企画書のページ数は、最小4ページ。
1.関係マップ
2.「1」に関してどの部分の問題を取り上げるか
3.具体的なアイデア
4.どのような結果になるのか
「2」は、つまり問題を通し、誰を解決に導くのか、誰を幸福にさせるのか、ターゲットを設定するということ。
現代社会におけるターゲットとは、「人物を含めた周囲の環境や外野」となっている。
すなわち、「人」ではなく「人との関係」なのである。
ターゲット設定に対して、アイデアを使い、状況をどのように変えることができるのか。
また、それに対して世間はどう考えるのか。
独自作成のワークシートに「てがきかく」を実践し、発表する。
企画書は「セオリー」の時代から、「人と人との関係」になる。
言い換えれば、「関係図」が企画になる。
以上から、「絵」は企画になると結論できるのである。