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美大ラウンジ(裏)

美大、デザインラウンジの「裏」の話を、手羽イチロウとその仲間がお伝えするブログです。

2015年01月18日

手羽注目の卒展作品紹介5 #ムサビ卒展

昨日、9時から5時間猛ダッシュ・ノンストップで卒展を見て、学食で遅めの昼を食べてたらタマビの米山さんから「手羽さん、今日ムサビいるの?オレ、今ムサビなんだけど」と電話かかってきた手羽です。
来るなら来るって事前に連絡しろよ・・・。
てか、ムサビの卒展に2時半に来るって、ムサビなめてるでしょ?

仕方ないので、
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多摩美の前で待ち合わせ。
統合デザイン学科の米山先生も一緒で、今回はW米山なのです。
多摩美術大学の人とムサビの多摩美で集合」というシチュエーションに協力していただきありがとうございます(笑)

 

ムサビ卒展では普通だけどタマビ卒展にはない、もしくはあまり見かけないもの」ってのがあります。

まず「タマビにはないもの」だと学科の枠を超えた展示場
ムサビには12号館地下展示室、9号館地下展示室を始め、9号館WEBスペース、12号館1階とか学科関係なく展示できる場所があちこちにあるんだけど、タマビにはないんですよ。
その代わり、タマビには学科専用のギャラリーがだいたい各建物にあります。
これは「他学科とのつながりを尊重するムサビ」と「学科の独自性を尊重するタマビ」という、ムサビとタマビの違いをすごく表してるかもしれません。

そして「タマビ卒展ではあまり見かけないもの」だとワークショップ系展示かな?
ムサビはなんだかんだ視デ元主任教授である及部先生の影響が出てるのかもしれない。
昔は視デぐらいだったけど、今は基礎デとかゲイブン、空デ、建築、彫刻とか他学科でも普通にやってますしね。
それとパフォーマンス系もあまりタマビ卒展では見たことないし、屋外大型展示もムサビに比べると数が少ないです。

 

てなわけで本日ムサビ卒展は最終日。
作品紹介をしていきます。
これまではこちら。
手羽注目の卒展作品紹介
手羽注目の卒展作品紹介2と質問にお答えします4
手羽注目の卒展作品紹介3
手羽注目の卒展作品紹介4

まず、緊急事態発生
手羽オススメの「移動式ジュリアス・シーザー」なのですが、ブルータス役の役者さんが昨日午前の公演で怪我しちゃって、午後公演が休演になりました。
ブルータスが復活できればいいのだけど、無理だった場合、急遽代役たてるか、休演するか、という瀬戸際に立ってるようです。
本日予定してる上演は11時と14時30分。第1幕は1号館下。
ドキドキしながら待て!

パフォーマンスといえば、手羽好みな映像パフォーマンスがありました。
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8号館111スタジオでやってる空間演出デザイン学科・鈴木ゼミの阿部くん「人生はキャンディのように甘く、太陽はバターのよう。」。
11:00/12:30/14:00/15:30の1日4回公演なので良かったら。
優秀賞取ったみたいですね。
手羽ちゃん卒展優秀賞候補作品です。

あ、パフォーマンス系のことで思うことがあるので、卒展終わったらゆっくりと書きます。

空デのメイン会場は10号館の2階。
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「あ。なにかパフォーマンスが始まるのかな?」と思ってみてたら、五十嵐ゼミの集合写真を撮ってるところでした(笑)

 

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五十嵐ゼミの講評。

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1号館下の人間からくり時計も空デですね。
片山ゼミの部屋は必見です。

フロアを上がって10号館3階へ。
ここは視覚伝達デザイン学科のメインフロア。

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米山さんが「すごく視デらしいいい作品」と言ってた作品。

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オープンキャンパスやミッドタウンワークショップで「お菓子の家ワークショップ」をやってもらった飯島美紀さん。大変お世話になりました。
お菓子の家で伝える「ありがとう」。

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3階には畑もありますよ(笑)

視デは7号館1階の4部屋でも展示してるし、
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10号館1階にも展示室があります。

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10号館1階は視デ以外にも空デの部屋もあるので要チェック。

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こういうこと書くとまた「手羽は視デ好き」って言われちゃうんだけど(笑)、他学科の展示室から知らずに視デの展示室に入ると、明らかに質量・作業量・思考時間の差が見えるんです。
「うわ。この部屋の作品はしっかり作ってるなあ」とキャプション見ると視デだった・・・てなことが今年の卒展では何度かあり。

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この視デ・寺山ゼミの北村真理さん「デジタル伊勢物語」なんて典型的かも。
大学院生でなく学部生でここまで作る人がいることに感動し、「これが研究し表現するってことなんだよ!!」とムサビの中心で・・・美術館前芝生でいつも踊ってるパフォーマーさんの横でクネクネしながら叫びたくなるくらい。

んで、10号館4階に上がり、ここは基礎デザイン学科のメインフロア。DSC_0904

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建築学科の長尾先生(元学長)がムサビ日記・オトギさんの作品を見てた(笑)

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ここは原ゼミの部屋。

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最近のデザイン業界って「肉柄」を使ったデザインが増えてません?
長嶋りかこさんも確か作ってたし、他学科でもあったの。

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「デザインあ」で使われそうな完成度の高い映像。これはチェックしときましょ。

今年の基礎デは屋外作品が多い年で。
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中央広場のこの作品も基礎デだし、点在してる「小屋モノ」も基礎デなんですよね。

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5A号館の壁にある作品も基礎デ。
5A号館といえば、5C号館側の壁に貼られてる版画の作品はすごいのでチェック!!

渡り廊下を使って9号館4階へ。
タマビのW米山が「視デと基礎デを先に案内しろ」っていうから10号館から行きましたが、通常手羽トは9号館エレベータで6階まで行き、徐々に階段で下に降りながら、10号館3階に飛び込む、というルートを使ってます。
これが一番楽にムサビを周れる方法。ご参考に(笑)

9号館3階・4階はデザイン情報学科。
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なんとなく視デ・基礎デと違うのは、同じ研究・分析・表現であっても「マニアック」という要素が入るのがデ情のような。
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文鳥の本があったりね。
ただ、「外に出て研究・分析したボリューム」ってことだと視デだし、「部屋の中で調べたのがデ情」というイメージもあり。

そこでデ情・白石先生と遭遇。
手羽「いいなーと思う作品は、森山ゼミと今泉ゼミが多いんですよ」
白石「手羽さんが好きなタイプってなんですか?」
手羽「うーーん・・・バカっぽいやつかな?」
白石「!!今泉先生はともかく森山ゼミの作品ってバカなやつあります?!」
手羽「そうか。自分が気が付かなかっただけで、実は手羽は知的なものが好きってことなんですかね!」
と言ったところで、白石先生は何も言わずにどっかに行っちゃいました。

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電子工作系の作品が去年より増えた印象。

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ゲーム画面を作れる作品があり、敵ゲイダーイと闘うために英雄・手羽とその仲間たち(ゲイコウ・ゾウケイ)とライバル・タマビが戦う・・・ってストーリーを勝手に作ってみました。

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手羽ちゃん卒展大賞候補作品 がこちら、今泉ゼミ・佐藤博美さんの「メイガズ”オレたちのキョショー”」です。
びじゅチューン美術史HIPHOP版というか、とりあえず見ください。
9号館4階415Aです。
♪G.V.G.ヴァンゴッホのフレーズが頭を離れません。
手羽はやっぱりバカで知的な作品が好きなのかも。

9号館5,6階の芸術文化学科フロアへ。DSC_0871
ゲイブンの最大の特徴は「論文展示」という手法。
これはムサビ生だけでなく他大学さんも見といた方がいいと思うっす。

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これも論文展示です。

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「上海で展覧会を企画する」という作品だったかな。
その作家として、ミッドタウンワークショップで何度もお世話になってるタカハシカオリさんが登場してました。

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いろんな美術館の「キャプション」を研究した作品。
手羽好みの研究です。
キャプションって考えれば考えるほど不思議な存在で。

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苺アートプロジェクト。
「なんかこの作品いいなー」と思ってキャプション見るとこれまた杉浦ゼミが多く、杉浦先生の「あんたは私の掌の中なのよ」と笑顔マンマンな3D映像が出てくるので嫌でした。

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「これもデザインなんだよ」などデザインやその関係性のリテラシーを学べるゲームで、渡邊 智巳さん「demo ― でも ―」。
これ、日本デザイン振興会さんに売り込んだらどうだろうか。

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写真がわかりにくくてすいません。
大傳 真緒さんの「アート乱立−「アート」が纏う「アート感」」。

美術関係者、特にファインアート系とか美大教員は『アート』という言葉を毛嫌いする傾向にあることに気が付きました。
優位なポジションに作品を位置づけたい時は「芸術」と言い、「●●アート(笑)」と少し小馬鹿にする時に「アート」を使うかも。確かに。確かにそうかも・・・。

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新島ゼミは「天使のように大胆に、悪魔のように繊細に」な作品がいっぱいあるのでここもチェックね。

ちなみに9号館地下小展示室の
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この作品も芸文です。


 


もよろしくね。

まだまだ紹介したい作品がいっぱいあるんだけど、長くなりすぎちゃったのでこの辺で。
ただ4つだけ最後に。

(1)美術館の美術系大学院展示は絶対にチェック!
今年はレベル高いです。特に油絵。
米山さんも「ムサビ油絵はアツイね!きてるね!」と言ってました(笑)

(2)分かりにくい(普段人が通らない)場所に作品が展示されてることがよくあります。DSC_0949
この工デ・インテリデザインコースの学生さんの作品は美術館と図書館の間にあったり、

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視デ・木村美緒さんの「norah cafe(ノラカフェ)」は2号館の裏にあったり。
よーく注意しときましょ。

(3)各学科で作ってる独自パンフをゲットしましょ。
手羽が把握しててこれまで紹介してないのは、
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美術館での大学院彫刻コース。
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デザイン情報学科。

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芸術文化学科。
ゲイブンは、

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こういう仕組みもあるので、会場でチェック。

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基礎デは原ゼミがゼミパンフを作ってます。

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建築学科は

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受付でなく、建築学科の出版物コーナーに置いてあります。

視覚伝達デザイン学科はいつもそうなんですが、
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「これ、もらっていいの?・・・」というすごく立派なパンフです。
ただ在庫が少なくなってきてるそうなので、なくなってたらごめんなさい。

(4)

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監視員係の人は、てなことでよろしくお願いします(笑)

 

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