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美大ラウンジ(裏)

美大、デザインラウンジの「裏」の話を、手羽イチロウとその仲間がお伝えするブログです。

2014年10月17日

ワークショップは楽しい・・のか?

昨日、企業の方から、「これは学園祭の準備ですか?」と聞かれ、

「いいえ。普通の授業です」と「いいえ。ケフィアです」ぐらいな感じで答えた手羽です。
日常が想像以上・・。

 

昨日は「ムサビのワークショップを俯瞰する十八の事例 ワークショップ発表会2014」が開催されました。
広報も取材してたから、多分近日中にWEBにレポートがあがると思うので全体の様子はそっちに任せるとして。

ミッドタウンキッズウイークでお世話になった東京ミッドタウンマネジメントさんやブリジストンさんにも来ていただくことができました。
また、学校の先生や造形ワークショップの活動をされてるタマビOBの方もいらっしゃってました。
皆さん、ありがとうございます!
あ、そしてタマビの米山さんも呼んだら来た(笑)

 

ただ、最近の手羽の悩みなんですが・・・・というか薄々気が付いてる人もいると思うけど、この手のイベントや募集は、学生さんの参加が思ったより少ないんです。
年々その傾向が強くなってきてるような気がします。
先生方からは「告知が弱いんだ!」「ライブキャンパスは見ない」「今の学生さんは忙しいから」と言われるけど、有名人の課外講座なら行列ができるので、決して伝わってないわけじゃないし、忙しいからでもない。
(今週は芸祭前の講評週で確かに学生さんが一番あわただしい時期ではあるんだけど)
他大学さんも同じことを言ってたので、多分どの大学も同じ悩みを抱えてるんじゃないかしら。


こちらがこのブログではすっかりおなじみになった教職の三澤先生で、左下の横側の方がやはりブログでは何度も名前が出てる視デ・齋藤先生。
あ、三澤先生は芸文・今井先生とこちらに登壇しますよ。
立川市子ども未来センターでワークショップフェス-アーティストが講師に

2会場に分かれてるので、あっちいったり、こっちいったり。

ミッドタウンで行ったワークショップの報告も3つあったので、それもしっかり押さえつつ。

 

「造形ワークショップ」には「工作体験」というイメージが最近は強くなってきてます。
タマビ米山さんもその1人。
「だまされたと思って聞きに来てよ。本家の造形ワークショップがどんなのか見せてあげる」と彼を誘ったわけですが、「手羽さんがなんであんなに強く来いと言ってたかわかった。ちゃんと学生さんの教育に昇華できてるんだね。ムサビのこういう教育力はやっぱりすごい。タマビには無理」と言ってました。
ま、学生さんの前ではさんざんタマビの宣伝してたけど(笑)

そして米山さんともずっと話してたのは「やっぱり視デとタマグラは違う」ということ。
自分の中で自大学のことを考えるのもいいんだけど、他大学の人と話し合うことで見えてくるものがある。
また、それによって「美大の良さ・売りがなんなのか」をもっと深く考えることができる。
この作業を米山さんを借りて昔からやってるようなもので、これも一種のワークショップなのかな?

 

印象的だったのは、最後の発表の「子どもが『アンパンマン描いて』と頼んでファシリテータがアンパンマンの絵を子どもに描いてあげてた。それはどうなのか」という話です。

個人的にはこれはケースバイケースとは思ってます。
「美術の振興」で考えると、「お姉さんがパっと上手なアンパンマンを書いてくれた。素敵だった」は悪いことではないはず。
多くの人の「最初に興味を持ったきっかけ」って「憧れ」の要素が大きいですよね。
憧れを少しも感じてなければ「アンパンマン描いて」とはリクエストしないはずだし。
逆に(そういう説明はしないまでも)「これは造形ワークショップで本来の趣旨は子どもが自主的に感じたものをそのまま絵を描くことが・・」と言ったら、興ざめされちゃう。
それは「その場で求められていない」ことの方が多い。
「美術の強制」より「お気に入りのアンパンマンの絵を描いてあげたマントを着て、嬉しそうにしてる子どもの笑顔」も 一方では大事にしたい。
「楽しいワークショップとはなんなのか?」ってことですね。

なので、さっきは

「造形ワークショップ」には「工作体験」というイメージが最近は強くなってきてます。

と「あんまりよくないこと」なネガティブな表現として書いてるけど、ワークショップが工作体験という方法論でいい場合もあります。
「誰のために何のためにやってることなのか?」で、「それは本来のワークショップではありません!!」とは言いにくい。
「デザイン」「オープンキャンパス」と同じように「ワークショップ」という単語もすごく広義になってるので、そろそろ新しい単語・カテゴリが欲しいなーとは思ってますが。

 

 

実はこの発表を聞いてる時に、自分の教育実習の体験を思い出してました。
教育実習の思い出7
教育実習の思い出8
教育実習の思い出9
教育実習の思い出16
たぶん根底部分では同じ悩みじゃないかな。
手羽も学生時代こんな悩みを持ちました。
恐らくファインアート系学生はこの手の悩みが発生しやすいはずで、 ぶっちゃけ悩んで泣きました。

随分昔の時代の話だけど(笑)、教育実習行く人、そして造形ワークショップをやってる人には参考になると思うので、お時間があったら他の教育実習シリーズも読んでみてくださいな。

 

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