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美大ラウンジ(裏)

美大、デザインラウンジの「裏」の話を、手羽イチロウとその仲間がお伝えするブログです。

2014年06月17日

ムサビオープンキャンパス2014まとめ

久しぶりに高校生説明会をやった手羽です。
【Event】川崎市立川崎総合科学高等学校 説明会 at Tokyo Midtown Design Hub

「川崎総合科学高校デザイン科1,2年生80名が校外実習でデザインハブへ行くことになったんだけど、対応してくれません?」と、オーキャンワークショップバトルをやった碓井先生から依頼があり。
でも、せっかくデザインハブに来るのにムサビの説明やっても仕方ない。
みんなムサビオープンキャンパスに絶対にきっと来てるはずだし(涙)

なので、3団体の特徴を使った「グッドデザイン賞から知るデザイン」「JAGDAから知るデザイン」「ムサビOBOGから知るデザイン」と「デザインと言ってもいろんな領域があって幅広いんだよ。デザインってなんだろうね」な「デザインハブから知るデザイン」という話をしました。
なんせ日本デザイン振興会、JAGDA、ムサビですからね。
JAGDAさんにもしゃべっていただき、これはデザインハブだからできること。
手羽の専門分野「美大学」を時間の関係でできなかったのが少し残念だけど。
高校の先生、デザインハブでのこんなコンテンツ、いかがですか?(営業)

 

今日はムサビオープンキャンパス2014のまとめをお送りします。
ムサビオープンキャンパスを楽しむ3つの方法
ムサビオープンキャンパスへ行く5つの方法
本日からムサビオープンキャンパス2014!
手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -ムサビオープンキャンパス2014その1-
手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -ムサビオープンキャンパス2014その2-
今回はかなり第3者的に参加してたんで、「たくさんのご来場ありがとうございました!」「楽しかったね!盛り上がったね!」で終わるのもなんですし、自分の記録としても。
あ、ムサビオープンキャンパスは準備してた資料がなくなるほどの来場者数だったそうで。
ありがとうございます!!

 

(1)
今年のオープンキャンパス特設サイトは、個別イベントにリンクできない(しにくい)作りになってて。
全体を知るにはこれでいいのだけど、ブロガーからすると非常に紹介しにくい作りでして・・。
なかなかこの不自由さをわかってもらえないのです・・・。

例えばですね、彫刻の「陰刻鋳造ワークショップ」にリンクを張りたいと思った場合、
オープンキャンパス2011のサイトであれば
■彫刻ワークショップ
http://www.musabi.ac.jp/open11/2011/06/post-17.html
↑この個別イベント情報へリンクさせることができました。

でも今年のサイトは、というと、
http://www.musabi.ac.jp/open14/event/index.html
このURLにリンクするしかないんですね。
もしくはワークショップカテゴリーか。
(この説明でわかります?)

高校生はスマホで見ることがほとんどなので「全体を出して、見たい情報を大きくする」という使い方が今どきかもしれません。
もしくはWEBは全体情報と割り切り、facebookなどに詳細情報を出すか。
これは一理あるんだけど、ブログやfacebook、twitterなどSNSでいわゆる「バズる」「バズられる」ためには、個別情報のURLを簡単に取得できた方がいいわけで。
情報の2次利用をしやすくする」ってやつです。
Yahoo!ニュースの面白い話題にリンクさせたいのに、ヤフーのTOPにしかリンクできなかったらネットで話題になりませんよね?ってことで。
facebookで詳細情報を出してる学科もあったけど、そんなに頻繁に更新されてたわけでもなく。
fbはおじさんしか使ってないって言われてるし(笑)

偶然なのか時代なのか、今年は各学科の特設サイト全部もそうだったんです。
サイト見て「デ情の高山先生は髪の毛がツヤツヤしてるなあ」と感じてこの気持ちを共有したくても、リンクを張れるのはここなんですよ。
「ここ見て!」という気持ちをタイミングよく共有できない、見せたいところをすぐに見せれないもどかしさ。
関係者以外の人がURLを張ってるのを今年はほとんど見なかった気がするけど、これも影響してるんじゃないかと。
これは「制作側」と「営業側」の考え方の違いに似てるかもしれませんね。
営業側からすると、製品個別のパンフレットがあった方がお客さんに説明しやすく、バラまきやすいし、なかったらやらないまでで。

昔、Flashでグリグリに動くサイトが流行った時があって、この時も個別リンクを貼れなかったんだけど、徐々にCMS、もしくはCMS的な構造のWEBが主流となり、ブログやSNSで紹介しやすくなりました。
でもSNSで紹介しにくい時代にまた向かってしまうのかな。
なんかそれも逆行してるように思うのだけど。

 

(2)
とはいいつつ、広報や各学科の特設WEBサイトのコンテンツはよくできてましたね。
MAUCAMとか使い方次第でもっと面白くなると思う。
だから来年もやってください。
そして手羽をレポーターにしてください。

 

(3)
これは数年前から思ってることで、「著名人ゲスト講演会問題」です。
ムサビオープンキャンパスは二日間で150以上の企画が同時進行で動いてます。
とても二日間では全部見れません(笑)
そこに著名人ゲストが登場し1時間半なりを講演で拘束しちゃうと、さらにいろいろなものを見れない状態になっちゃう。
今年は「著名人が同じ時間に開催してる」ってことがかなり避けられたけど。
あ、著名人ゲストに反対してるわけでなく、この手のコンテンツはイベントでは必要だと思ってます。
でも、全然コンテンツのない大学ではなく、見せたい企画がたんまりあるムサビのオープンキャンパスの形態には「ゲスト講演会」は不向きなのかなあ・・・と。
同じ時間を拘束するのなら学生さんの発表会だったり、ワークショップだったりの方がオープンキャンパスの趣旨にあってると思うし、ゲストを呼ぶのであれば高校生ぐらいが知ってるような方にするべきで。
「こんな著名デザイナーが話すんだよ!」と先生が意気込んでゲスト呼んだけど、高校生以下は全然知らない人で、人が入らなかった・・なんてことがそろそろどこかで起きてるんじゃないかと。

 

(4)
これも2012年あたりから感じだしたことなのですが、その「ワークショップ問題」です(笑)
「ワークショップ楽しかったー!!」と昨日のブログで書きつつ、「でも・・・ワークショップってなんだろうね?」と気になってる自分。
「ムサビのワークショップって何なのよ。工作教室のことなの?それをムサビがオープンキャンパスでワークショップって提供してていいの?」 と(笑)

造形ワークショップの第1人者・及部名誉教授の存在があり、「造形ファシリテーション能力獲得プログラム」で補助金をもらったこともあり、出版局からいくつも造形ワークショップがらみの本を出しているムサビ。

でも、軽い気持ちで来てる大多数のお客さん側(手羽家含む)からすると、 15~30分ぐらいで作れて、何も考えずに個人で簡単に作れて持って帰れる、 まさに工作教室形式の方が嬉しいのは事実。

造形ワークショップだと、最低所要時間は1時間ぐらいかかっちゃうし、 作ったものを持って帰れないことも多いし、「隣の人と手をつなぎましょう」とやったり、 最後に反省会とか発表会みたいなのをやらされて、正直なところ、ちょっと煩わしかったりします。

でもでも、本来の「ワークショップ」の方がその学科や領域を深く理解することができ、 なおかつ普段は気が付かないことに気づき、参加満足度が高い。
オーキャンでやるワークショップとしてはこっちの方が意味があるはず。
「何かを考えさせる」のがワークショップであり、 作って、「はい終わり」なものはワークショップとは本当は言わないわけで。
そう考えると視デ・齋藤ゼミがやった「たべたいくらいムサビ好き」なんて造形ワークショップの超王道というか、さすが齋藤ゼミだな、と。

今後、どういう意味を込めて「ワークショップ」という言葉をオープンキャンパスで使っていくのか。
ここ数年で「ワークショップ=体験もの、工作」という解釈が一般的になってきてて、ほとんどの大学でやってる「ワークショップ」とはこの意味だから、それを良しとするか、「いやいや、造形ワークショップとはそもそも・・・」とムサビは本来のワークショップを展開すべきなのか。
ま、「そこまで考える必要ないんじゃね?」というのが結論だと思うけど(笑)、
「オープンキャンパスでワークショップをやる意味」
「ワークショップってなんなんだろうね」
を一度ゆっくり考えた方がいいのかもしれない。

個人的にはいっそ「ワークショップ祭り」として工作祭りみたいなものをオーキャンから切り離して別イベントにした方がいいような気もしてるけど。

 

(5)
「広報・告知・宣伝にやり過ぎはないなあ」とつくづく。
人が来すぎたら困るからあまり宣伝したくない」とあまり宣伝しなかった企画ほど、思うほど人が集まらないもんで。

 

てな感じでまとめ終了。
とにもかくにも、先生、学生さん、研究室スタッフ、広報スタッフの皆さん、お疲れ様でした!
以上、明日ブログ休んで、翌日からたまりにたまった美大ネタを再開する手羽がお送りいたしました。

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