2013年11月19日
これからの「くらし」、これからの「かたち」展、その3
今週末、小学校の音楽会があるんだけど、「Oh Happy Day」のメインボーカルパートをリンクロウがやることになった手羽です。
「Oh Happy Dayってもしかして『天使にラブシングを』のあの曲?」
「そうだよ。学校で見せてもらった」
「へー。今の音楽会ってゴスペルを歌ったりするんだ。すごいね・・・・・って、ち、ち、ちょと待って・・・そのメインボーカルってことはリンクロウがあの黒人のパートをやるってことなの???」
「そうだよ」
「えっ(絶句)。あれはめちゃくちゃ歌がうまくないとできないパートやん・・だ、大丈夫なん?」
「大丈夫。20人が前に出てそのパートを一緒に歌うから」
今どきの小学校なんてそんなもんだな、と。
「で、リンクロウが歌がうまいから選ばれたの?」
「ううん。立候補」
この「目立ちたがり屋だけどチキン野郎」の血は誰から受け継いだんだろう・・・。
いよいよ明日からこの展覧会が始まりますよっ!!
■これからの「くらし」、これからの「かたち」―クラフトとデザインの総合と未来
●会 期: 2013年11月20日(水)-12月25日(水)[11月24日(日)休館日]
●開館時間: 11:00-19:00
●会 場: 東京ミッドタウン・デザインハブ
●入場料: 無料
●主 催: 東京ミッドタウン・デザインハブ
●企画・運営:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科
武蔵野美術大学 芸術文化学科
通称「これから展」までの道のりを書いてて、本日第3話。
前回までの話。
■デザインハブでムサビ企画展『これからの「くらし」、これからの「かたち」』展開催します!
■これからの「くらし」、これからの「かたち」、その2
「どういう展覧会にしたいか」のイメージは共有できた。
でも、ポイントは「工芸工業デザイン学科展ではない」ってこと。
ものづくりを大事にしてる工デをスタートラインにしてるけど、工デ教員・OBの作品紹介展にするつもりはない。
デザインハブ企画展だから「ものづくりデザインを語る」をテーマにもっと掘り下げて、展覧会へ具体化させる必要がある。
そこで芸術文化学科主任教授の楫 義明先生にキュレーションをお願いしました。
本来はもう少し内容を詰めたところで依頼するもんですが(汗)、楫先生は「ムサビのためですから」と了承していただき、新見先生や杉浦先生とで企画書を練り上げてくれました。
リリース文で使ってる説明文は、芸術文化学科、通称芸文で考えていただいた文章なんです。
おっと。ここで芸術文化学科の説明を。
学科サイトから概要を引用します。
芸術文化学科は単なる芸術学の学科ではありません。
芸術学と同等に、メディア系の専門性も持っています。例えば、同じキュレーターでも、美術史上の専門だけでなく、企画、ビジュアルデザイン、編集、展示、広報、更にミュージアムグッズまで担当できる総合的な力を持ったキュレーターを育成します。なかには、編集が専門となって出版の道に行く人や、展示が面白くてディスプレイデザインの仕事を選択したり、広報のメディア性に惹かれて広告の世界で活躍する人もいます。
「芸術文化」という名前なので、机の前で美術史やキュレータの勉強をする学科と思ってる人がいるかもしれません。
でも、むしろ一番学外で活動してる学科なんですよね。
特徴的なのが「アーツプロジェクト」というプロジェクト形式の科目。
学年を越えて集まった学生が企画・運営し、 産学などと連携し現場で活動してて、「産学連携で単位のつく授業」なんです。
ムサビで産学連携で単位が出る授業って実はそう多くはありません。(後は工デの一部かな?)
「アートサイト岩室温泉プロジェクト」もそうですが、最もこの活動で話題になったのは「第一パン・ブランドイメージプロジェクト」です。
■産学共同研究「第一パン・ブランドイメージプロジェクト」 本学学生のデザイン提案による新パッケージ商品
お近くのコンビニやスーパーに第1パンの「大きなクリームデニュッシュ」等があったら、パッケージ裏面を見てください。
第1パンさんのご好意で「パッケージデザイン協力:武蔵野美術大学 MAU」と入っています。
2011年の産学プロジェクトですが現在発売されているものもそうです。
峯岸みなみのダンスで有名な某ランチ○ックが大学と共同企画をやってましたが、こちらは定番商品でして(笑)
調べてはいませんが数か月で1億個製造されてる食品なので、恐らく「日本で一番大学ロゴマークが刷られた」例です。
(大学広告は多くて数万部なので)
プロジェクトの詳細については、2011のG展で行ったプレゼン映像をご覧くださいませ。
ただ単位がつくかどうかよりも、有志で活動してる例が多く。
例えば昨日紹介した米杉ゼミの西武塾プロジェクトや以前紹介した「UMARTs 2013」なんて活動もあります。
また、芸術文化学科を一言で表すなら「ミニムサビ」。
教員の構成を見てもらうと、ディスプレイデザインやグラフィックデザイン、映像の専門家、画家、美術評論家、キュレーター、いつも変な踊りを踊ってる人など等、ここまで分野の違う教員がそろってるのは芸術文化学科だけです。
まさにムサビを凝縮したような学科。
話を戻して。
普通の展覧会は企画主旨がまずあって、それにそった作品を選ぶものですが、工デの先生から「こういう作品を展示したい」と提案を受けて、それをどう見せるかを芸術文化学科で考えてもらう方法を。
「どう作品を置くか?」もそうですが、「プラスどういう部分を追加すればよりわかりやすくなるか?」もキュレーションのひとつで、作家さんのインタビュー映像も急きょ撮影することに。
最終的には米徳先生もインタビュー映像撮影・編集で協力していただき、芸術文化学科教員総動員での展覧会となったんです。
なので、企画運営のところに「工芸工業デザイン学科・芸術文化学科」と入ってると。
てなわけで、デザインハブでは楫先生を始めとして、芸術文化学科・工芸工業デザイン学科のスタッフ・学生さんで展示作業が始まっています。
おっと。見せられるのはここまで。
あとは当時までのお楽しみに。
手羽は何もできないんで、ケーキを差し入れしてきました。
今日は作品の陳列。泣いても笑っても準備最終日。
皆さんのご来場を心からお待ちしております!