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美大ラウンジ(裏)

美大、デザインラウンジの「裏」の話を、手羽イチロウとその仲間がお伝えするブログです。

2018年12月6日

企(たくらみ)展、展示紹介!

こんにちは、ラウンジスタッフのmisoです。

12月に入りましたね!一昨日は各地で25度を超えたりと、体がびっくりしてしまうような気候ではありますが、、、、今日は格段に冷え込み、刻々と冬が近づいている気がします。

さて、今回は前回のハタさんに引き続き、ただいま絶賛開催中の展示 「企(たくらみ)」展 について書かせていただきます。(展示詳細:http://d-lounge.jp/2018/10/12727

 

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企(たくらみ)展は、人と人との間に生まれるコミュニケーション、それらを円滑にするサービスや仕組みといったわたしたちの身近な生活、ひいては大きな社会に溶け込んでいる「形のないデザイン」、いわゆる「ソーシャルデザイン」の「ちょっと先」に焦点をあて、地域社会・ビジネス・個人の暮らしに寄り添う「デザイン」の新たなアプローチを提示している展示です。

展示の入り口には、「障がいがあっても楽しめるビーチを作る」や「被災地の女性を雇用する編み物会社」など社会の中で「あったらいいな」という、制約にとらわれない自由な提案がわかりやすく可愛らしいイラストで表現されています。

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その中で今実際に「あったらいいな」なソーシャルデザインに取り組んでいる団体を幾つかご紹介いたします!

まずは「WEデザインスクール」(敬称略)の展示。WEスクールデザインは、美術大学出身メンバーによる、社会人を対象とした芸術文化教育の研究開発を行う株式会社OFFICE HALOが、デザイン・ラウンジと共同で、社会とデザインの新しい関係をつくりだすこれまでにない学校です。デザインをビジネスに活かす社会人が基礎から体系的にデザインを学ぶための学校で、さまざなバックグラウンドを持つ社会人の方々が集い、「デザイン」に触れています。

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そんなWEデザインスクールのブースに設置されているのがこのワークシート。
「くしゃくしゃ」「ちくちく」などの擬音を一筆書きで表現するというものです。これも、簡単な絵・記号だけで他人に伝えるという立派な「デザインする」という行為で、デザインを学んだことがない人でも苦手意識を持つことなくデザインを身近に感じることができるワークシートになっています。
普段WEデザインスクールの講座を見させていただくことが多いのですが、普段デザイナーではない社会人の方々が楽デザインを仕事に活かす方法を楽しそうに学んでいるのを見て、デザインを学び始めることに年齢は関係ないんだな、とつくづく感じさせられます。

このワークシートはお子さんでも楽しめそうですね。
是非皆さんもお越しになってチャレンジしてみてください!

次に「原っぱ大学」の展示をご紹介。

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泥まみれの展示物に驚いた方も多いはず。私もその一人です。
「原っぱ大学」は大人と子どものための1年間の「遊びの学校」です。今期は神奈川県逗子市山中のフィールドで野外活動を行っているそうで、その中で子供達に何かを強制することはなく、ゆっくりと焚き火にあたって交流を深めるのもよし。泥まみれになってはしゃぎまわるのもよし。じっくりと工作するのもよし。自分のペースで、環境・場に合わせて時間をかけて慣れながら楽しむ、子供達の自由な発想を尊重したプログラムになっているそうです。

展示されているのは実際に使ったドラム缶風呂や、木で作ったソリなどなど。パネルに映る、泥まみれの子供達の無邪気な笑顔が印象的です。一緒に参加するお父さんお母さんも、我が子の生き生きとした姿を見るのは大きな喜びになるのではないでしょうか。

昨今都会では泥だらけになる経験はできなくなりましたね。思いっきりボールを投げることも、大きな声で思いっきり遊ぶことも、、、。そんな抑制された中にある都会の子供達がのびのびと生きる場所があるということ、小さい頃毎日6時起きで山に虫取り・山遊びに行っていたおてんばな私からすると、魅力的な活動内容です。

最後は「一般社団法人リヴオン」のグリーフケアについての展示です。

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大切な人、家族・ペット・友達をなくす「死別」という経験は誰にでも訪れることです。そんな誰かを亡くす悲しみをケアしていく活動を行っているのがリヴオンです。遺児支援事業・教育・研修事業・出版事業など多岐にわたる支援で遺された方々が「自分の人生を歩んでいくまで」を支援している団体です。

東北で7000部配布された書籍、「大切な人をなくしたあなたへ」を拝読させていただいたのですが、
その中でも、「『死』から立ち直る時間は人によって違ってくる」という内容は私の心を軽くしてくれました。
私自身学生時代にルームメイトと小鳥を飼っていた経験があったのですが、小鳥が死んでしまった時、あっけからんとしているルームメイトに行き場のない怒りを覚えた記憶があります。
簡単に言えば、涙一つ浮かべないなんて、なんて心が冷たい人なんだろう!という怒りです。

しかし今思うとそのルームメイトも「死」を乗り越える力が私より強かっただけで、悲しい気持ちはあったのだと思います。「わかってくれない」と悲観して辛くなるよりは、「死」を乗り越える力、速さは人それぞれだから、という比較しない心を持つことで、大切な人をなくした時の感じ方は変わってくるのだと思います。また、なかなか立ち直れない自分を責め、苦しむ心も軽くなるのでしょう。

すべての展示を紹介しきれませんでしたが、このほかにも様々な「企み」をしている素敵な団体さんの展示があります。是非実際に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

また、関連イベントも多く開催されますので是非下記リンクよりご覧下さい。

トーク&ワークショップ「be の肩書き『人生の肩書き』は、プレゼントしよう」

ワークショップ「もうすぐ つみきになる つみき:あなたの手で作る、世界に一つの贈り物」

トークセッション「未来の学びをソーシャルデザインする」

 

misoでした。

 

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