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美大ラウンジ(裏)

美大、デザインラウンジの「裏」の話を、手羽イチロウとその仲間がお伝えするブログです。

2018年09月12日

21-21DESIGN SIGHT「音のアーキテクチャ展」

お久しぶりです。

ラウンジスタッフのmisoです。
最近急に冷え込んで、すっかり秋になってしまいましたね、、、
みなさん体を壊さないようにご自愛ください!

今回は21-21DESIGN SIGHTで10月14日(日)まで開催中の「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」に行ってまいりましたのでその様子をお伝えします。

ブログ1

「音楽は、音色や音域、音量、リズムといった要素によって緻密にデザインされた構築物(アーキテクチャ)である。」という考え方から、『音楽建築空間』の構築を試みるというコンセプトのもと、今回は、ミュージシャンの小山田圭吾氏(Cornelius)が書き下ろした新曲『AUDIO ARCHITECTURE』をテーマに、その音色や音域、音量、リズムを様々なアーティストが可視化した映像の展示になっています。

「音のアーキテクチャ」というテーマを見て音楽にも建築にも疎い私は何もピンとこず、、、
地下から聞こえてくる微かな音楽に導かれるように階段を降りました。

まずギャラリー1に入ると、ミュージシャンの小山田圭吾氏のスタジオライブ映像が映し出されている2枚のスクリーンに出迎えられ、テーマ曲の『AUDIO ARCHITECTURE』と初めて向き合います。

スクリーンショット 2018-09-12 14.20.24のコピー

ここで、この展示のキーとなる、テーマ曲「AUDIO ARCHITECTURE」の歌詞をご紹介します。

「AUDIO ARCHITECTURE」

作曲:小山田圭吾
作詞︰中村勇吾

Time / Space
Light / Shadow
Shape / Material
Mass / Void
Grid / Module
Structure / Surface
Chaos / Order
Sound / Silence

Into the Music
Music Don’t Stop
Into the Music
Music Don’t Stop

Theory / Emotion
Think / Feel
Body / Soul
Conscious / Unconscious
Positive / Negative
Intentional / Accidental
Intelligence / Sensitivity
Artificial / Natural

Into the Music
Music Don’t Stop
Into the Music Music
Don’t Stop Time, Space and, Music

Loud / Quiet
Mellow / Sharp
Major / Minor
Clear / Strange

Into the Music
Music Don’t Stop
Into the Music
Music Don’t Stop

Into the Music
Music Don’t Stop
Into the Music
Music Don’t Stop Time, Space and,
Music Stop

メロディーや、この歌詞から連想されるヴィジュアルを、是非皆さんで思い描いてみてください。(公式から音源が出ていないようですので、URLを貼れなかったのですが)
是非会場で聞いて、皆さんが思い描いているイメージの答え合わせをするのもいいかもしれません。

感覚の対比を使ったいわば「詩」のような歌詞ですが、規則性のある歌詞とは裏腹にメロディー・リズムは非常に複雑で、先が読めないリズムのワクワク感にしばし時を忘れて聴き入っていました。会場ではこの曲が全体に流れており、それに合わせた参加アーティストたちの映像を各ブースで見ることができます。

メインの展示スペースには、25mほどの巨大スクリーンに大西啓太氏の「Cooktail Party in the AUDIO ARCHITECTURE」が映し出されていました。(写真下)
スクリーンと一体になった小上がりのような観客席にはたくさんの来場者がくつろぎ、包み込むような映像空間と作者の世界観に引き込まれます。

ブログ3

ブログ4
音を可視化したアーキテクチャは共通理解的なイメージもありつつ、その中でも各作者の個性が光る内容になっています。その中でもひときわ異彩を放っていたのが水尻自子氏の「airflow」(写真下)です。

女性的な線で描かれた寿司・パンなどのユーモラスなモチーフが柔らかかつ滑かに動き、卑近であるはずのモチーフに異常なほど惹きつけられました。感覚に訴えてくる動きを単純な線のみで映像化しするのが彼女の作品の特徴で、聴覚をしのぐ圧倒的な「触覚」にテーマソングが聞こえているのを忘れてしまうほどでした。

スクリーンショット 2018-09-12 17.14.11のコピー

また、展示空間のデザインを行った片山正道氏のシンプルで洗練された空間と動線も印象的で、会場全体で1つの音源を使っているののも関わらず違和感なく次の展示へと移動できる会場の一体感も必見です。

六本木にお越しの際は是非「音のアーキテクチャ展」へ!

展示詳細URL
http://www.2121designsight.jp/program/

それでは、本日はmisoがお送りしました。

 

 

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