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美大ラウンジ(裏)

美大、デザインラウンジの「裏」の話を、手羽イチロウとその仲間がお伝えするブログです。

2018年09月4日

ゼミ展

ご無沙汰しておりました

 

ハタです

 

 

 

さて夏休み後 初発のデザイン・ハブ 展示
東京ミッドタウン・デザインハブ第74回企画展 ゼミ展
が絶賛開催中です。

 

 

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ゼミ展の詳細

日本の10のデザイン系大学ゼミが授業やカリキュラムの成果物を展示しています。

 

 

以前もこのブログで紹介されてはいましたが、

実際に見て、単なる -学校の発表会- とは違う研究機関としての大学という側面が強く教育に影響している様子がうかがえました。

 

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昨今のメディアや日用デバイスの発達がデザインへ与えた影響は大きく、
形そのものが与える影響のみならず、「こと」や関係性を形作る思考を
デザイン教育が取り入れ始めたのは、決して最近のことではなく
数十年前から先駆的に実践してきた大学は少なくありません。

 

またここ10年弱のうちに、社会、地域、多文化的なダイバーシティーなどの
成熟した国際社会に求められるデザインの思考はものづくり以上に
「こと」の実践力が求められる傾向にあることは言うまでもないでしょう

 

ただ大学が研究・教育機関として技術、造形力など、
半ば修練的な力の維持と発展を、いかにして「こと」の実践力と合わせて、
柔軟な発想力と結果に繋げていくのかは日本の大学にとって重要な課題です

 

私が美術大学の学部生だったころから、デザイン教育の外に向かって行く勢いは絶えることなく、
それどころか何年も経った今、増していく一方であります。

 

さて今回の展示そのもについてですが、

私なり作品/研究群を分類しつつ紹介していきたいと思います

 

基礎的な造形

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ある意味デザインする上でもっとも大切な「形の実現力」

このような演習を経てこそ得られる見方や考え方が全ての基礎となります。

ただこの時点で作ったものがいかに使われるか強く意識されていることが
最近のデザイン教育の特徴なのかも知れません。

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インタラクション

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作ったものが実際に反応することは今の時代 ごく普通のことです。

様々な技術に触れ、その時に応じて活用する力が求めらます

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形の企画力

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作るものがシステム的に機能することを実践的に演習する

社会に出て物を作るということは制作者以外の人と関わることになります。
その状況を活用してプロダクトをより良くしてゆくことはデザイナーにとってとても大事なことです。

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分析力

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作り、企画し、実践するだけではなく、ものや「こと」の分析力も大切です

それを自然にできる人も少なくありませんが、
意識的に他と共有できるようにする力はデザインを行う上で必要不可欠です。

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総合的な完成度

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作品の完成度と一言で言うと、
いかにキレイか、質量の満足感はどうかなど
単純なものの完成度を思い浮かべてしまいますが、

それ以上の総合的な完成度
社会的にいかなる影響があるか、プロダクトのコンセプトがいかに成立しているか、
様々な要素が必要な機能を果たしていることは
ユーザーの満足度を限界の先まで押し出す可能性をより確実にします。

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この展示を見て、大学のゼミがいかに基礎から応用までが
無駄なく未来のデザイナーの今後の可能性に向けて練られているかが感じられました。

 

 

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私の手

 

 

 

ハタでした

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