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新しい時代の

デザイン・デザイン教育を

考える場へ

武蔵野美術大学デザイン・ラウンジは、領域・概念が拡大し続ける「デザイン」を捉え、
新たな時代のデザイン教育を創出する「場」を目指しています。

EVENT

【lecture+workshop】第2回{ SMART < ( ? ) }を、考えよう。研究会 with ラナエクストラクティブ(イベント終了)

デザイン・ラウンジとラナエクストラクティブが主催する、
smartより重要なのものはなにかを探求する講座第2弾!

デジタルデバイスの新しい使用方法の可能性と重要性を探ることを目的としたワークショップです。
さまざまな最新デバイスや現代社会の新しい仕組みに再度スポットをあてながら、「知っている」「使っている」というだけの効率的な“スマートデザイン”の 次の時代に必要なものを考えます。問題を整理し、具体的なイメージを生み出すことで、インタラクティブな発想を取り入れた企画フローの構築とおよびブラン ディングの方法論を身につけることを目的とします。

スマートフォン、タブレット、デジタルサイネージ。生活におけるあらゆるシーンでインタラクティブが入り込んでいる現状を考えると、これらのデジタル端末 を使いこなせるようになることは必須とも言える時代になってきています。ただし、それらの「機能を使える」ことだけが目的となってはいないでしょうか。

「会話」はそれだけでは単なる情報伝達になってしまうため、ジョークという文化が生まれました。「食事」はそれだけでは単なるカロリー接収のため、料理と いう食を楽しむ発想が広がりました。これらは、人間が生きるために必ず必要というわけではありません。しかし、そういう発想があるからこそ、人は日々の生 活に味わいを感じるのだと思います。このワークショップでは、人の行動パターンを応用したブランディングの企画・デザインを得意とするラナエクストラク ティブのメンバーによる各職種ごとの視点を毎回プラスαとして交えながら、毎回さまざまな視点のアプローチ方法を考えていきます。

日時:
2013年7月3日(水)19:00-21:00

会場:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階

講師:
太田伸志(株式会社ラナエクストラクティブ 取締役/クリエイティブディレクター)

第2回のプラスα視点:
秋山洋(株式会社ラナエクストラクティブ アートディレクター)

受講料:
無料

受講対象者:
現役大学生20名(美大生以外も歓迎!)

主催:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ/株式会社ラナエクストラクティブ

<講師プロフィール>
太田伸志
株式会社ラナエクストラクティブ 取締役/クリエイティブディレクター
1977年宮城県生まれ。
インタラクティブプランニングをより重視すべく、株式会社ラナエクストラクティブを設立。
g.u.、SONY、LOUISVUITTON などの企業ブランディングを目的としたコンテンツ企画から、
東京国立博物館、国立西洋美術館、豊田市美術館などの展覧会PRまで、
インタラクティブを中心に据えたプロモーション開発において幅広い実績を持つ。

<第2回のプラスα視点>
秋山洋
株式会社ラナエクストラクティブ アートディレクター
1977年東京都生まれ。
いままでに数百社におよぶあらゆるジャンルの広告主のWeb広告全般の企画/デザインに携わる。
また、クライアント社内のデザインコンサルタントとしてのアートディレクション業務も担当、
社内外を問わずインタラクティブデザインの領域で幅広く活動している。
現時点での2013年ベスト映画は「LOOPER/ルーパー」。

【Archive】


人間は、スマートさを求める。
きびきび生き抜くため、必要なものを身につけスマートを求める。


問題から身を守れる環境にするため装備を強くすることは=スマートになるなのでは。
スマートさを求めることが悪ではないが、「ディフェンス型問題解決思考」であり、
それよりもいい方法があるのではないか、と考える。


問題から身を守る、という方法よりも何かあるのではないか。
「インスピレーション型問題解決志向」
楽しい方向に変えていく発想法を、大切にする。


「サゲコレ」「あしくさ神社」など、
ラナエクストラクティブでの作品を紹介。


ワークショップ開始。


朝という言葉から思い浮かぶものを書き出すところから始まった。


それぞれのグループで最終的にできたアイディアを発表。


「ディフェンス型問題解決思考の連鎖によるベルトコンベア現象」とは
もめごとを避けることでチェック体制が機能しなくなり、面白くないものが世の中に出てしまう。
それにより、世の中から楽しいものがなくなってしまう、という現象である。
ベルトコンベア現象を避けるべく、それぞれが恐れずアイディアを出していくべき。

<会社情報>
株式会社ラナエクストラクティブ
http://www.ranaextractive.com
主な事業目的:インタラクティブ広告を中心に据えたクリエイティブエージェンシー業務およびそれに付随するWeb、印刷物、映像、音楽の制作、プロデュース業務
主な受賞歴:文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品、東京インタラクティブ・アド・アワード、グッドデザイン賞など。

Categorised as: EVENT, Study, Workshop

Posted:

EVENT> July 2013